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なめくじらはナメクジに似ていますが海水には溶けません。クジラだからです。かといってクジラのように素早くもないです。ナメクジですから
今日見たドラえもんの夢
2019-03-30 Sat 00:02
これは今日、私が見たドラえもんの夢です。夢なので2次創作です。本家とは一切関係がありませんのでご了承ください。
そして夢なので、突っ込みどころ満載ですが、そこは雰囲気だけで察していただけると大変助かります。
なんかすごく起きた時感動してしまっていて、今思うと意味わからんのですが、どうしても残したくて(笑)
2次創作が苦手な方はここらで引き返しを願います。
では、よろしくお願いします。
↓↓





『これでおしまいだ』
そんな言葉の後に、体を引っ張られるよう感覚に襲われた。
それから目も眩む青い閃光。聴覚が使い物にならなくなる一瞬。とんでもない熱と痛みをボクは認識した。

こんな威力、未来でもまだ開発されてない。
こんなものを人間たちに使ったら、大変なことになる!

回路が焼き切られ、コンピュータ内の小型発電機が次々とショートしていくのがわかる。それでもボクは考えるのをやめなかった。
ボクはどうなっても構わない。のび太くんたちを助けなくては!

ボクはあらん限りの声を出した。のび太くんやしずかちゃん、ジャイアン、スネ夫。仲間になってくれた異星人のみんなを読んだ。
だけど、誰の返事もなかった。それどころか自分の声さえ聞こえない。仕方なく手探りであたりを歩いてみて、ボクは自分の体がもう消し飛んでどこにもないってことにようやく気がついた。

ボクはどうしたんだ?のび太くんたちは?

ボクはまるで幽霊みたいに意識だけを暗闇に彷徨わせて、一つの可能性ばかりを導き出していた。

『全滅』

敵味方関係なく、一切が死に絶えた。もちろん、のび太くんたちも。

ボクは、少しの間だけ考えるのをやめて、それから泣いた。泣いて、また考えた。
敵は、新世界の創造と旧世界の破滅を望んでいた。新世界に旧世界の文明を持ち込み、邪魔なものは排除する目論見だ。
その目的として、ボクの4次元ポケットは悪用された。
並行世界に新世界を作り出すための入り口にしようとしたのだ。

そして、おそらく失敗した。
四次元ポケットはワームホールのように旧世界から新世界へと吸い込み押し出す吸引装置になったんだ。
新世界には、もちろんまだ地球の代わりはない。出来上がったばかりの宇宙があるだけだ。
多分、一瞬で、よくわからないまま、のび太くんたちも、そこに。
「のび太くん……みんな……ボクは守ってあげられなかった。ボクはなんてことをしたんだろう!」
めちゃくちゃに壊れてしまいたくても、意識だけさまよっているボクにはどうしようもできない。やがて、真っ暗な空間の向こうから青い何かが近づいてきた。地球だ。地球は、こんな時まで美しい。
でも地球は、汚染されていた。ラジウムやウランによって、風や水や土が汚れていた。意識だけになったボクには直感でわかった。人類は、生き物は、みんな居なくなってしまった。
「大変なことになってしまった。だけど、ボクにはどうにもできない。タイムパトロールもあてにはならない。だってここは……4次元空間の中のことだから」
全部理解して、整理して、ボクは泣いた。意識しかないのに変な話だけど、ボクは声を出して泣いた。耳を齧られた時なんかよりも辛い、最悪の事態に圧倒されて泣いた。愚かな奴らの企みをとめられず、空間が一つねじ切られた。人間の文明が破壊され、宇宙法則がおかしくなった。そんな、それほどの異常な事態に、のび太くんたちは直接巻き込まれた。
どんなに苦しかったろう。どんなに怖かったろう。まだ小学生で、明るい未来のあるみんなを、ボクの不注意で事件に巻き込み、守れなかったんだ!
「神さま、消滅するまで悔めというならボクはずっとこのままでいい。でも、のび太くんたちは、人間は、地球は、元に戻してください」
ロボットが神さまにお願いなんて変な話だけど、体がないボクにはもう願うことしかできなかった。
そうして、流れる風や蒸発する海。降りしきる雨が降るやマグマになって、どれほど経ったろう。
その時ボクは、流氷の下のプランクトンになっていた。そのプランクトンはボクも知っている。思い出そうとしていると、突然クリオネに食べられた。
「クリオネ、ボクがいた地球にいた生き物だ。あの事件のせいで絶滅したはずなのに!」
ボクはエネルギーになって地球をめぐり、理解した。

『歴史が繰り返されている』

あの事件で消滅した全てが、長い時間をかけて回復している。汚染された地球がゆっくりと浄化されていき、以前破壊された文明が繰り返されていたのだ。
「地球が、宇宙が記憶をたどっているんだ」
ボクは、その生命力と奇跡に涙した。もはや、人間がどうにかするものではない。身勝手な自分たちの都合で新世界を作り出そうとした敵たちは、結局この宇宙によって再構築されるだろう。

そして、のび太くんたちも。

「待つよ。待てるよ。きっとまたみんなに会える。だからそれまで、ボクは全てを見守ろう」

そして、ついにその時が繰り返された。
「これでおしまいだ!」
四次元ポケットの力を最大限に押し上げようとしたその敵に『ボク』は飛び込んだ。敵は驚き、ボクを引き剥がそうとした。けれど、その敵はショックガンを食らって意識を失った。
やっぱり、のび太くんは射撃の名手だね。
のび太くんは、ボクがわからなかったみたいだ。仕方ないよ、だってこののび太くんにボクとの思い出はない。でも、構わない。今度こそ、ボクはのび太くんを守れたんだから…。
「ドラえもん?」
のび太くんが、ボクを見つめた。……あれ?どうしてボクを知ってるの?
「ドラえもん、ドラえもんだろ!?どうして忘れてたんだろう!ずっと覚えていたのに、生まれた時に忘れたみたい!」

そうだったのか。あの事件で失われたものは、みんな意識の状態で残っていたんだ。そして、生まれたと同時に忘れて新しく生きる。そういう風になっていたんだね。

「のび太くん、思い出してくれたの?」
「あったりまえじゃない。忘れられるわけないだろう、ドラえもんのこと」
「の、のび太くん……!!」

ーーーー
この辺で目が覚めました。
いやー、よかったよかった(のか?)
このあと、ぜひタイムパトロールが来てちゃんと直してくれたらいいんだけど無理かな。ワームホールできてるし……。

ちなみに声優陣は昔のほうでした。
大山のぶ代さんボイスで「ボクはなんてことをしてしまったんだ」とドラえもんが悔やむくだりは、自分の夢とはいえ刺さる……。

そんな夢日記でした。
ファンの方がお怒りにならないといいのだけど…。
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活動
2018-09-04 Tue 18:09
ショートショートガーデンにて、400文字の短いお話を書いています。
もしよかったら、下記URLからご覧ください♪
https://short-short.garden/author/808122

下記ではミンネでほそぼそと作成した写真のポストカードを販売しています。(*´꒳`*)
https://minne.com/@sakoyama0705
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再びはがき製作中
2018-08-24 Fri 22:47
ただいま展示中の写真はがきを製作しております。
鳥大好き風月堂が、大量に撮った鳥画像からも何枚か出します。

鳥大好きな方、お楽しみに!!
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限定記事
2018-08-08 Wed 22:03
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2018-07-30 Mon 23:07
ミンネに載せるように試行錯誤しました!






出来ることからコツコツと……。
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